未来の日本史博士の時典

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欠史八代とは何ぞや?を解説

どうも未来の日本史博士です。

今回は皆さんあまり知らないであろう欠史八代について語っていこうと思います。

 

 

そもそも欠史八代って?

以前紹介した初代・神武天皇の次の綏靖天皇から9代・開化天皇までを指します。

具体的には、

  1. 神武天皇
  2. 綏靖天皇
  3. 安寧天皇
  4. 懿徳天皇
  5. 孝昭天皇
  6. 孝安天皇
  7. 孝元天皇
  8. 孝霊天皇
  9. 開化天皇
  10. 崇神天皇

この8代を指します。

では、軽くですが、一人づつ解説していきます。

綏靖天皇

父:神武天皇

母:ヒメタタライスズヒメノミコト

享年 84歳

葛城の高丘の宮で政務をとる。

神武天皇の第3子で、異母弟の多芸志美美命(たきしみみのみこと)を殺害し、即位した。

安寧天皇

父:綏靖天皇

母:イスズヨリヒメノミコト

享年 57歳

母神は事代主神出雲神話大国主大神の子)の娘である。片塩の浮穴宮で政務をとる。

懿徳天皇

父:安寧天皇

母:ヌナゾコノナカツヒメノミコト

享年 77歳

即位した後、軽曲峡宮に移した。

孝昭天皇

父:懿徳天皇

母:アメトヨツヒメノミコト

享年 113歳

即位した後、葛城のわきの上に都を移し、池心宮を建てる。

孝安天皇

父:孝昭天皇

母:ヨタラシヒメ

享年 137歳

兄神に小野氏小野妹子小野小町小野道風など)の祖先となった天足彦国押人命がいる。葛城の室の秋津島宮を建てた。

孝霊天皇

父:孝安天皇

母:オシヒメ

享年 128歳

四道将軍吉備津彦命や、卑弥呼と同一視する説のあるヤマトトトヒモモソヒメノミコトの父。黒田の廬戸宮で政務をとった。

孝元天皇

父:孝霊天皇

母:ホソヒメノミコト

享年116歳

神功皇后などに仕えた武内宿禰の曽祖父と言われている。軽の堺原宮で政務をとった。

開化天皇

父:孝元天皇

母:ウツシコメノミコト

享年111歳

父の后のイカガシコメノミコトを皇后にして崇神天皇(10代目)をもうけた。春日の伊邪河宮で政務をとった。

 

欠史八代天皇


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全て葛城地方(奈良盆地南西部)に集中しています。

綏靖天皇
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こんな感じの陵墓です。

陵墓について言及した理由はまた次回以降へ〜

もっと詳しく紹介したかったんですが、今回はとりあえずこんな感じです。