未来の日本史博士の時典

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古事記とは何ぞや?を解説

どうも未来の日本史博士です。

今回は古事記についてです。いきなり堅いと思うかもしれませんが、よく読んでいけば意外と分かるものなんです。ではいきましょう!

 

古事記

とりあえず古事記の基本情報をどうぞ。

  • 完成年 712年(和銅5年)
  • 巻数  3巻
  • 表記方法 和文

といった感じです。

成り立ちについては、古事記の「序文」にあるのですが、天武天皇の命で「帝記」と「旧辞」を暗誦した稗田阿礼が語ったのを太安万侶が筆録したといわれています。

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稗田阿礼太安万侶

その内容

3巻ーつまり上巻、中巻、下巻からなります。

  • 上巻(かみつまき)

  天地創造から神代

  • 中巻(なかつまき)

  初代神武天皇から15代応神天皇

  • 下巻(しもつまき)

  16代仁徳天皇から33代推古天皇

古事記が作られた意義

古事記は何故作られたのでしょう?

それは、上記の構成を見ればわかります。

全体の3分の1を神代が占めているのです。

これは天皇家が神々の直系であることを示し、支配体制を固めることにあったのです。

ちなみに、日本書紀は別の役目があるのでまた後日…

 

 

いかがだったでしょう?

次回は日本書紀の内容について書いていこうと思っています。